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決算分析2502アサヒグループホールディングス2023年度第3四半期

決算分析

アサヒビールの持株会社である2502アサヒグループHDの2023年度第3四半期の決算、まずはかなり順調な印象です。

そこで決算短信から事業セグメント別の数値を分析してみました。事業別に日本も海外への展開も順調であることが確認できます。なお、この事業の区分は2022年度からで2021年度の直接の数値はないのですが、2022年度の資料にある伸び率からの逆算、画像の中に記載しているような推計を使って作成しています。また、各数値は老眼の私が入力して作成しており、入力ミスもあるかもしれませんので、投資判断をされる際は、ご自身でIRの数値等を確認いただくようお願いします。

事業別累計では、日本と欧州、オセアニアが中心であることが確認できます。なお、表中の数値の単位は10億円単位です。第3四半期の累計の営業利益は1893億円で会社が公表している12月期の業績予想は2345億円なのであと452億円が必要とります。これを3カ月決算の数値を見ると、

今四半期の営業利益は930億円、前四半期640億円、前の第四四半期は520億円なので、現状の好業績を考えれば452億円の計画は軽くクリアしてくれると期待できます。事業別にみてみると日本の事業の割合は、売上、利益とも半分ぐらいですが、前期より欧州の売上が伸びているので今後に期待できます。

利益率は期毎にバラツキがありますが、前、前々第3四半期とと比較と欧州のみ少し低下しています。ただ、欧州は一方で売上は伸びているのでやがて利益率も改善していくのではないでしょうか。

前年同期比の売上はほとんどすべて100%を超えており、各事業すべて順調なことがうかがえます。引きホールドで良い銘柄だと確信しました。個人的にはジョッキ缶が大好きで、これが世界的なヒット商品になればとひそかに期待しています。

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