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7342ウェルスナビ第3四半期について少し決算分析

決算分析

決算短信の経営成績(累計)の数字も好調には見えるがPERで考えるとまだ100倍以上であり、株価に見合う成長であるかは難しいところ、決算説明資料などを確認してみた。

これを過去2年の四半期ごとの決算の数字、および決算資料から簿価ベースの預かり資産および増加額、ARRの増加額(ARR=月末残高に手数料率をかけて12倍)を加えてみると

決算期営業収益営業利益純利益預かり資産預かり資産増加額ARRARR増加額
2021Q31256-93-9346397075089644
2021Q41437-164-22451825435842753
2022Q11461-34-3453842006022180
2022Q21631646757884046284262
2022Q3171510510561994116791507
2022Q417667415165023037001210
2023Q11768-28-2568163147311310
2023Q2194321618270332177902609
2023Q3218334133975324998591671
単位 収益と利益、ARR増加額は百万円、預かり資産は億円

となり、収益と利益は今期はいずれの項目も最高の数値となっている。また、預かり資産の増加額、ARRの増加額も2021Q4以来の増加額に戻った。2022年11月にSBI証券との業務提携が解消された影響もあり、預かり資産の伸びが少し鈍化していたが、また、新NISAに向けて回復してきたのではないか。

ARRとその増加額はこの決算資料から拾ったもの。増加額は2021Q4の753百万円が最も多かったようである。

預かり資産の数値と増加額は、決算資料の上記の表から拾ったもの。預かり資産の増加額は2021Q3の707億円が最も多かったようである。上記から増加のペースが戻ってきているので当面はホールドして新NISAで再評価されることを期待したい。ただ、現在の利益が10倍くらいになってもEPSは100円程度であり現在の株価でもかなり高いものといえる。成長の陰りが見えると株価は急落すると思われるので、引き続き注意していきたい。

なお、数値等は個人的に集計して作成したものが含まれます。入力ミスなどもあり得ますので投資判断をする際は、ご自身でIRの数値等をご確認ください。

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